<LIXIL>コロナ・チェンジ以後の生活で「選ばれる」住設機器と建材×営業活動に”今すぐ”使えるツール
コロナ禍
渡辺パイプの視点
今回4回目となる「Maker's eye」は東京が緊急事態宣言中の5月に始まりました。
その後緊急事態は解除されましたが、人が移動し、接触するかぎりウィルスの封じ込めは難しそうなことはなんとなく分かり、それによって多くの人にとって「不要不急」の場合を除いては自宅で過ごすことが日常になりました。
少し寂しいけれど、「以前のように戻ることは、もう二度とない」と感じています。
コロナウィルスによって余儀なくされた色々な制約や変化への応対のインパクトがあまりにも強かったため、アフター・コロナ、ニュー・ノーマルといった呼称や考え方がスタンダードになり、自分も基本的にその枠組みの中で生活・仕事をしています。
ただ、もし後に今の時期のことを冷静に振り返ることがあるとしたら、コロナ以前から日本でもデジタルトランスフォーメーション、DXと言われつつ緩やかに進んでいた「アフター・デジタル時代」への移行が、接触と移動が感染拡大のトリガーとなるコロナウィルスによって劇的に推し進められたというのが実際のところなのだと思います。
アフター・デジタル
ユーザー体験の変化
アフターデジタル時代においては、デジタルでの接点は常にあり、リアルな接触は「特別な体験」ということになります。
↑の図の「アフターデジタルの世界観」を住宅業界におけるお施主さまの行動で考えてみると、
・店舗で買い物をする⇒ショールームへ行く(普段はRoomclipやInstagramをみる)
・実際に会って会話をする⇒契約のためにお店へ行く(普段はzoom等で聞きたいことを確認する)
などと置き換え可能ではないでしょうか。
また、暮らしや住空間つくりの中で「デジタルだから出来ること・強み」という視点で考えてみると
・利便性(オンラインショールーム)
・ストックビジネスへの移行(サブスクリプション、クロスセル、アップセル)
・ファン化(コンテンツマーケティング、SNS)
といったことでしょうか。
一貫している姿勢は「ユーザーから選ばれる」こと。
↑の写真にもあるようにLIXIL製品はroomclipやInstagramでユーザーから投稿された画像が圧倒的に多く、「LIXILのファン化」が進んでいます。
渡辺パイプの販売実績としても毎年大幅伸長。
一朝一夕でやれることではないと思いますが、これらの取り組みをトップランナーとしてコロナ禍以前から実践してきた企業であり、
加えて、アフターコロナにおける最重要課題
・非接触、テレワーク⇒タッチレス水栓、おうち時間リフォーム
の商品開発を「ビフォー・コロナ期」から最先端で続けていたLIXILさまに聞いてみました!
LIXILの視点
短期的な市場予測
ショールーム来場組数については前年の66%まで回復してきています。
館内の密を避けるため完全予約とさせて頂いているため、今後もこの程度で推移するものと予測しております。
来場組数については抑制された状況が続いておりますが、来場いただいた方からの見積獲得率は前年比115%増となっており、見積につながる確率の高いお客様に来場して頂けている状況です。
新築目的の来場は20%減、リフォーム目的の来場は45%減となっています。
7~9月間の見込としては前年の85~90%で推移すると思われます。
年間では新築は30%減、リフォームは昨年並みで推移すると思われます。
ショールームの接客件数については前年並みを確保できておりますので紐づきのお客様の成約確率をどれだけ上げるか?が今年度の課題と感じています。
オンラインショールーム
オンラインショールーム動画
LIXILでは、オンラインショールーム見学を推奨しております。
関東では8月にナイトオンラインのサービスも 実験的に開始します。
お客様も安心して商品見学できる環境を用意してありますので、withコロナ時代の新たなショールーム活用をお試しください。
なお、関東では昨年並みの接客枠数の受け入れが可能となっておりますので、オンラインと合わせご活用ください。